2018-04-14

ギャラリーがオープンしました。


ブログでのお知らせとご報告が遅くなりましたが、

ようやくアトリエ1階のギャラリーの活動が始まりました。



平成の始めの頃まで歯科医院をされていた建物の

待合スペースと診療室を改修した、

暮らしとアートの展示を行うギャラリーです。



オープニングの展示として、

出雲市在住の現代美術作家・西田弘英さんによる、

絵画作品の個展『泡のすがた』を開催しました。

Facebook イベントページ

https://www.facebook.com/events/197465137689918/

↓ DMはこちら。



















緻密な技術と不思議な世界観で描かれた作品。

泡で形作られたひとがたたちを見ていると、

自分の内側に深く深く潜っていくような感覚になりました。



会期中は、三刀屋高校美術部や出雲北陵高校写真部の皆さんも来てくださいましたよ。

フレッシュな視点が感じられ、刺激をもらいつつ、励みになりました。
























お越しくださった皆さま、気にかけてくださった皆さま、ありがとうございました。


このギャラリーの空間から、アートや手仕事の楽しさ・素晴らしさが暮らしの身近に感じられる企画ができたらと思います。

2018-04-01

001_給下の家 竣工写真 内観

引き続き、給下の家の竣工写真
外観と同じく古川誠さんの撮影です。

内観



 玄関から入って


















LDKの吹抜けへ。
 キッチン横の食品庫収納と
 廊下への建具はタモの突板練付。


キッチンから見るダイニング。奥は太鼓貼りの障子。
中桟を挟んで両面に障子紙を貼ることで断熱性や意匠性も高めることができるので、
しばしば採用します。





リビングの和室側からキッチンを見る

吹抜けが気持ち良いです。


階段の手摺はスチール製。

極力シンプルに、取付け方法は段裏から固定する
オリジナルのディテールです。

子どもたちに危険が及ぶのでは?という心配を他所に、
クライアントの方曰く、
そういうことがあればロープを巻き付けるので
このままでOK、とのこと。
 畳の間のリビングと、奥に繋がるのは寝室。



 家族の中でインフルエンザにかかった人は、
 寝室からこの畳の間に隔離されます。

ダイニングとリビングの間の障子は
全て開け放すことができます。

季節によって局所的に冷暖房を効かせたい時、
開放的に過ごしたい時など、その時々の状況に応じて
仕切り方を変えることができるので便利です。




リビングから寝室へ。
 寝室からリビングへ。

階段を上がると、子ども室と書斎へ繋がります。


どこに居てもLDKの吹抜けを中心に
家族の気配が感じられる住まいです。


 吹抜け上部の高窓からは、
 三刀屋の桜並木を楽しむことができます。



 2階の廊下に面した引き戸も状況に応じて
 フルオープンに。


 この場所で暮らすからこそ楽しめる要素を
 散りばめた住まいです。
 

 

001_給下の家 竣工写真 外観

給下の家 竣工写真が届きました。
撮影は古川誠さん。

外観





焼杉の外壁の質感は見入ってしまう美しさ。。

年月を経て少しずつ変化するのもまた自然素材の持つ妙。