この春から関わるとあるプロジェクトを前に、視察研修へ。
行き先は人生初の鹿児島。
慌しい年度末、島根を脱出してご迷惑をお掛けした方もあったかと思います・・・
自然の恵みや日々の営みの中から生まれる、創造的で刺激的なコミュニティと、場の力を活かした建築群やランドスケープについて学んだ旅でした。
一番の目的は
『しょうぶ学園』
1973年、知的障がい者援護施設としてスタートしたこの施設は、
ささえあうくらし(自立支援事業)
つくりだすくらし(文化創造事業)
つながりあうくらし (地域交流事業) の場として、
自立生活支援やリハビリなどのケアサポート、
アートやものづくりにまつわる工房やギャラリー、食を提供するレストランやパン屋、
衣食住+コミュニケーションを軸に様々な人の交流の拠点となっています。
一つ一つの建築はそれぞれ個性的でバラバラな意匠ですが、植栽やアート作品・アートなサインを上手く散りばめることにより、不思議と統一感が得られています。
施設全体が「多様性を受け入れるかたち」であると感じました。
規制概念に囚われず、心の底からやりたいこと、美しいと思えることを大切に、もっと自由にありたいものです。
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